サトウ バン   SATO BAN
  佐藤 伴
   所属   明治大学  農学部
   職種   助教
研究期間 2017/04~2020/03
研究課題 酸化ストレスに起因した男性不妊に対する新たな治療戦略の検討
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(C)
科研費研究課題番号 17K11217
キーワード プロテアソーム分解, プロテアソーム活性化因子, タンパク質分解, 酸化ストレス, プロテアソーム, 精子成熟, 精子形成, ミトコンドリア, 生殖医学
代表者 佐藤 伴
概要 精子形態異常を伴う男性不妊の酸化ストレスの関与、及びプロテアソームの機能低下はそれぞれ症例から明らかになったものであり、その後実験によって確認されていない。プロテアソームの異常によって酸化ストレスが増大することは実験的に証明されている。男性不妊患者の異常形態精子では、双頭、尾部が二股、中片の短縮など様々な形態をとるが、その原因はほとんどわかっていない。二重欠損マウス精子は、ヒト患者精子と同様の形態を呈していた。今後、更なる検証を行うことで、男性不妊の原因の一端がプロテアソームの活性低下にあることが証明できれば、治療戦略に新たな視点を提供できる。