ナカガワ シュウイチ   Nakagawa Shuichi
  中川 秀一
   所属   明治大学  商学部
   職種   専任教授
研究期間 2018/04~2022/03
研究課題 現代山村の存立構造とレジリエンス―山村の持続可能性の追究
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(B)
科研費研究課題番号 18H00771
キーワード 土地基盤, レジリエンス, 存立構造, コミュニティ, 山村, 経済基盤
代表分担区分 研究分担者
代表者 岡橋 秀典
概要 日本の山村地域は、21世紀に入って、グローバル化や構造改革にともない大きく変動しており、山村問題の深刻化が認められる。このため、本研究は日本の山村の実態とその将来像について検討を行った。その結果、①山村の経済社会には大きな変動が認められた。産業においては、特に農林業における企業の参入と環境保全の動きが注目され、6次産業化に成果が見られた。コミュニティに関しては、地域運営組織の形成とともに伝統的な社会関係資本の衰弱が認められた。これらの考察から、山村の自律性の源泉となるレジリエンスへの注目が必要なことを指摘した。