カジワラ テルコ   Kajiwara Teruko
  梶原 照子
   所属   明治大学  文学部
   職種   専任教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2006/03
形態種別 学術雑誌
標題 Is "Calamus" a Gay Discourse?: Reading "Calamus" (1860) in the "Ensemble, Spirit & Atmosphere" of _Leaves of Grass_
執筆形態 単著
掲載誌名 The English Literary Society of Japan, _Studies in English Literature_, English Number 47 (2006)
巻・号・頁 (47(2006)),pp.181-201
概要 近年ホイットマン研究の主流ゲイ批評は、男性間の同性愛とゲイ・アイデンティティを詩の主題として強調する。これに対し、先駆的な「ゲイ言説」として特権化される“Calamus”詩群とその原型“Live Oak”を読み直し、男性間を中心に描き出されるエロティックな関係が近代の「ホモセクシュアル」を表現しているのか吟味する。ゲイ批評が見落とす詩人-読者関係のドラマを分析し、エロティックかつデモクラティックな愛の絆を万人に広げようとする詩人の意図を明るみに出す