カジワラ テルコ   Kajiwara Teruko
  梶原 照子
   所属   明治大学  文学部
   職種   専任教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005/01
形態種別 学術雑誌
標題 Leaves of Grass1860 年版における《母》の回復―“As I Ebb'd with the Ocean of Life ”と“Out of the Cradle Endlessly Rocking”の考察を通して
執筆形態 単著
掲載誌名 日本英文学会『英文学研究』
巻・号・頁 81(和文),151-165頁
概要 『草の葉』1860年版の二編の詩“As I Ebb’d”と“Out of the Cradle”に表れた《母》の表象を考察すると共に、デモクラシーの聖書という1860年版の企画とどのように関わっているのかを明らかにする。従来、二編の詩にデモクラシーの主題の挫折や絶望を読み取る傾向にあった。しかし《母》=セミオティクを観点に詩を詳細に分析すると、詩人のデモクラシー観の根幹には、《母》との関係性の回復が据えられていることが明らかになる