ミウラ タロウ   MIURA Taro
  三浦 太郎
   所属   明治大学  文学部
   職種   専任教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/03
形態種別 大学・研究所紀要
標題 CIE映画『格子なき図書館』の成立に関する考察
執筆形態 単著
掲載誌名 明治大学図書館情報学研究会紀要
掲載区分国内
出版社・発行元 明治大学図書館情報学研究会
巻・号・頁 (6),11-18頁
概要 戦時期米国の対日占領政策の議論の中で,日本人の再教育メディアとして図書やラジオと並び映画が重視され,戦後占領期には,民間情報教育局(CIE)のもとで16ミリ映写機を使用したCIE映画,いわゆる「ナトコ映画」が公開された。米国の姿を伝える映画が多くを占めたが,単なる娯楽を目的とするよりも成人教育の実現を目指しており,のちに図書館界で知られることになった1950年公開の『格子なき図書館』もその一つであった。日本人自身の手による再教育が重要なテーマとなった。