ツジ マサヒロ   Tsuji Masahiro
  辻 昌宏
   所属   明治大学  経営学部
   職種   専任教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/09
形態種別 学術雑誌
標題 ハムレットはエリザベス女王を密かに表象していたのではないか?
執筆形態 単著
掲載誌名 明治大学教養論集
掲載区分国内
出版社・発行元 明治大学
巻・号・頁 (554),23-62頁
総ページ数 39
著者・共著者 辻 昌宏
概要 シェイクスピアが『ハムレット』を書いた1600年前後は、エリザベス女王の晩年であり、廷臣も庶民も王位継承問題に深い関心と懸念を抱いていた。劇中のハムレットは、死の間際に後継者フォーティンブラスに重要な一票を投じている。男女を一部入れ替えると、ハムレットの母が父を殺されて再婚したというのは、エリザベスの父(ヘンリー8世)が、エリザベスの母を死刑にして再婚したことと相似形である。シェイクスピアがハムレットを描く際に露骨にではないが意識的にエリザベス女王を表象していたと考える。
researchmap用URL https://m-repo.lib.meiji.ac.jp/dspace/bitstream/10291/22043/1/kyouyoronshu_554_%2823%29.pdf