ノダ マナブ   Noda Manabu
  野田 学
   所属   明治大学  文学部
   職種   専任教授
発表年月日 2015/05/23
発表テーマ 19世紀のメロドラマ:ブルックスのモラル・オカルトとスペクタクル
会議名 日本英文学会第87回大会シンポジウム第三部門「メロドラマの諸相」
主催者 日本英文学会
学会区分 全国学会
発表形式 シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)
単独共同区分 共同
国名 日本
開催地名 立正大学品川キャンパス
開催期間 2015/05/23~2015/05/24
発表者・共同発表者 原英一(司会、東京女子大)、金山亮太(大和大)、奥村真紀(京都教育大)、野田学(明治大学)
概要 英国メロドラマの諸相をめぐる日本英文学会のシンポ。野田は英国におけるメロドラマ演劇の歴史を概観した後、「ヒーロー/悪玉/ヒロイン」というメロドラマの三角形について述べ、最終的にメロドラマ論に決定的影響を与えたピーター・ブルックス (Peter Brooks) の『メロドラマ的想像力 (The Melodramatic Imagination)』(1976) と、その後の研究動向を論じている。結論部においては、ブルックスの「モラル・オカルト」という概念とが、バロック演劇を論じたヴァルター・ベンヤミンのいう「華美な大詰め」と親和性が高い概念であると述べている。