シマダ トモヒロ   SHIMADA TOMOHIRO
  島田 友裕
   所属   明治大学  農学部
   職種   専任准教授
研究期間 2009~2010
研究課題 病原性遺伝子制御因子LeuOによるゲノム転写包括制御機構の解明
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 若手研究(B)
科研費研究課題番号 21710198
キーワード SELEX-chip, 転写因子Cra, バイオフィルム, 転写因子CRP, サルファ剤耐性遺伝子, 転写因子LeuO, 大腸菌, 転写, 薬剤耐性, ゲノム発現制御, 病原性細菌, Genomic SELEX
代表分担区分 研究代表者
代表者 島田 友裕
概要 大腸菌病原性遺伝子制御因子と推定されている転写因子LeuOについては、先に我々はサルファ剤をはじめとする多剤耐性遺伝子群の制御を発見した。今回、LeuOによるゲノム発現制御機構の全体像の解明を目的とし、LeuO支配下遺伝子群を網羅するためにGenomic SELEX実験を実施したところ、ゲノム上140カ所以上のLeuO認識結合配列を同定し、125の新規支配下遺伝子群の同定に成功した。その結果、LeuOが繊毛遺伝子群などのバイオフィルム形成遺伝子群の発現を制御していることが明らかとなり、病原性発揮に重要な役割を果たしていることが明らかとなった。