ウド サトシ   UDO SATOSHI
  鵜戸 聡
   所属   明治大学  国際日本学部
   職種   専任准教授
研究期間 2013/04~2017/03
研究課題 レバノン・シリア移民の拡張型ネットワーク―自己多面化と空間構想力
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(A)
科研費研究課題番号 25257003
キーワード 東方キリスト教, ラテン・アメリカ, イスラーム, 地域研究, 北アメリカ, 中東, ネットワーク, オセアニア, ラテンアメリカ, シリア, レバノン, アラブ, 文学, ディアスポラ, エスニシティ, 移民, 西アフリカ, 西欧
代表分担区分 連携研究者
代表者 黒木 英充
連携研究者 飯島 みどり, 鵜戸 聡
概要 1世紀以上に及ぶレバノン・シリア移民の顕著な世界的活躍を支えるのは、異文化の社会に対する適応力とネットワーク形成力・拡張力の高さである。移動する自己と親族・友人等との間で、常に複数の社会における財の価値の違い等に関する情報が交換され、様々なビジネスが展開し、時には出身国と現住国の政治にすら大きな影響を及ぼす。そこでは自己の構成要素の複数性(たとえば言語など)、他者との関係構築ツール(帰属する宗教組織のネットワークから信用再強化のためのカネの貸借といった財の交換関係にいたるまで)が意識的に維持・展開される。その歴史的起源はレバノン・シリア地域の非ムスリム商人や通訳といった類型に求められる。