スエマツ ノブヒコ
SUEMATSU Nobuhiko
末松 信彦 所属 明治大学 総合数理学部 職種 専任教授 |
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研究期間 | 2019/04~2022/03 |
研究課題 | バクテリアの走化性機構を模倣した無生物自己駆動粒子の集団運動 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 19K03676 |
キーワード | バイオミメティクス, 界面化学, 統計力学, 自己駆動粒子, 走化性 |
代表分担区分 | 研究代表者 |
代表者 | 末松 信彦 |
概要 | 自走粒子の集団に現れる巨視的な秩序パターンは、粒子の運動および粒子間相互作用に基づいて、単純な数理モデルを用いて説明されている。その理論の普遍性を示すように、無生物系の自走粒子でも集団運動が再現されている。また、大腸菌のようにrunとtumbleを周期的に繰り返すような複雑な挙動を示す自走粒子の集団運動についても理論的な研究が進められている。その一方で、対応するようなモデル実験系の構築が求められている。本研究では、runとtumbleを繰り返す間欠運動を示す自走粒子を用いて、運動モードや個体間相互作用の環境応答性を明らかにし、集団運動の実験研究を推し進めるためのモデル実験系の構築を目指す。 |