カワノ ナツコ   KAWANO NATSUKO
  河野 菜摘子
   所属   明治大学  農学部
   職種   専任准教授
研究期間 2021/07~2026/03
研究課題 からだの働きが低下する仕組み:細胞外微粒子の形成機構の転換
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 挑戦的研究(開拓)
科研費研究課題番号 21K18298
キーワード エクソソーム, 細胞外微粒子, 栄養摂取, 代謝サイクル, マイクロエクソソーム
代表分担区分 研究分担者
代表者 宮戸 健二
概要 マイクロエクソソームは、エクソソームと構成成分を共有するものの構造が全く異なり、エクソソームよりも微細で、脂質二重膜を持たない逆ミセル構造をとり、集合してマトリックス様のシートを形成する。さらに、エクソソームが多胞性エンドソーム由来であるのに対して、マイクロエクソソームは細胞膜の陥入によって形成され、細胞膜の修復を促進する構造体として働く。本研究では、マイクロエクソソームの構成成分、形成過程を解明し、2つの構造体が存在する生物学的意義を、生命体の生と死から解明する。2つの構造体が、正常細胞と疾患細胞で使い分けられているという考えは、疾患の発症メカニズムにパラダイムシフトを起こす。