タハラ カズクニ
TAHARA KAZUKUNI
田原 一邦 所属 明治大学 理工学部 職種 専任教授 |
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研究期間 | 2014/04~2016/03 |
研究課題 | キラルな表面空孔の不斉識別能と機能化 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 挑戦的萌芽研究 |
科研費研究課題番号 | 26620063 |
キーワード | 走査型プローブ顕微鏡, デヒドロベンゾ[12]アヌレン, 走査型トンネル顕微鏡, 分子認識, 二次元自己集合, キラリティー, 自己集合, 固液界面 |
代表分担区分 | 研究代表者 |
代表者 | 田原 一邦 |
概要 | 最近、有機分子が固体表面で形成する二次元自己集合体のキラリティーに関する研究が注目されている。本課題では、この表面での分子のキラリティーを利用した材料開発に向け、精密設計された分子でキラルな二次元分子ネットワークに含まれるキラル空孔を機能化し、その不斉認識能をキラルな縮環芳香族化合物をゲスト分子として調べることを目的とした。そのため、デヒドロベンゾ[12]アヌレン誘導体に、2位に不斉炭素原子にヒドロキシ基を導入した分子を新たに合成した。この分子は有機溶媒とグラファイトの界面でホモキラルな多孔性ネットワークを形成することを明らかにした。また、この分子は多孔性の積層膜を形成することも分かった。 |