|
ヒラヤ ノブヒロ
HIRAYA NOBUHIRO
平屋 伸洋 所属 明治大学 経営学部 職種 専任講師 |
|
| 研究期間 | 2016/04~2018/03 |
| 研究課題 | 資本コストをベンチマークとした利益マネジメントに関する分析 |
| 実施形態 | 科学研究費補助金 |
| 研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
| 研究種目名 | 若手研究(B) |
| 科研費研究課題番号 | 16K17212 |
| キーワード | 会計学, 企業価値評価, 資本コスト, 報告利益管理, 裁量的会計行動, 利益マネジメント, 利益調整 |
| 代表分担区分 | 研究代表者 |
| 代表者 | 平屋 伸洋 |
| 概要 | 本研究の目的は,資本コストをベンチマークとした利益マネジメントについて包括的に分析することである。企業は資本コストを上回るリターンを獲得しないかぎり持続的成長や企業価値の向上を望めないとされる。そのため,経営者はリターンから資本コストを差し引いたスプレッドをプラスにする利益マネジメントを行うのではないかと予想した。 分析の結果,スプレッドのヒストグラムのゼロ付近において,ゼロを上回る区間の頻度がゼロを下回る区間の頻度と比べて非常に多いという不規則なゆがみの形状を確認することができた。このことから,経営者は利益マネジメントによって資本コストというベンチマークを達成していると解釈される。 |