オカモト カズコ
OKAMOTO Kazuko
岡本 和子 所属 明治大学 文学部 職種 専任教授 |
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研究期間 | 2007~2009 |
研究課題 | ドイツ・モデルネの芸術理論・言語理論における子どもの意味-ベンヤミンを手がかりに |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 若手研究(B) |
科研費研究課題番号 | 19720067 |
キーワード | ドイツ文学, 芸術理論, モデルネ, 近代, ドイツ, 子ども, ベンヤミン, ブレンターノ, 国際情報機関, 言語 |
代表分担区分 | 研究代表者 |
代表者 | 岡本 和子 |
概要 | 本研究は、モデルネの批評家ヴァルター・ベンヤミンとロマン主義の作家クレメンス・ブレンターノを取り上げて、両者における子どもと言語の関係に共通点が見出されることを明らかにした。両者において、子どもは楽園喪失を意味する形象であり、子どもの言語は否定性が刻印されているものと捉えられている。ブレンターノの子ども像は、ロマン主義的な「聖なるもの」という子ども像とは一線を画し、近代的な子どもと言語の関係の先駆的モデルを打ち出している。 |