タハラ カズクニ
TAHARA KAZUKUNI
田原 一邦 所属 明治大学 理工学部 職種 専任教授 |
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研究期間 | 2019/04~2021/03 |
研究課題 | 固液界面における分子の自己集合による高次構造形成と機能 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 新学術領域研究(研究領域提案型) |
科研費研究課題番号 | 19H04597 |
キーワード | 走査プローブ顕微鏡, 積層膜, 自己集合, キラリティー, 固液界面, プローブ顕微鏡, ナノ材料, 自己組織化 |
代表分担区分 | 研究代表者 |
代表者 | 田原 一邦 |
概要 | 液体と固体の界面において有機分子が集合して形成する薄膜のなかで、空隙を持つ多孔性積層膜を構築することを目的とする。この高度な有機分子の集合を制御するため、精密に設計して合成した分子によって、分子間に働く相互作用(van der Waals相互作用、水素結合や配位結合)を最適化する。また、薄膜を調整する条件を最適して上記の制御を実現する。形成される薄膜は、走査プローブ顕微鏡を用いて、ナノレベルで構造解析を行う。また、分子力学シミュレーションによって構造を推定する。このような有機分子の積層膜構築に関わる基礎技術は、有機薄膜材料の界面状態の制御や触媒の開発、分離方法への応用が期待される。 |