スズキ カズエ
SUZUKI KAZUE
鈴木 香寿恵 所属 明治大学大学院 大学院 職種 特任准教授 |
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研究期間 | 2014/04~2017/03 |
研究課題 | 南極氷床コア高解像度大気組成分析に基づく退氷期における気候・海洋・氷床変動の解明 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(A) |
科研費研究課題番号 | 26241011 |
キーワード | 海水準, 退氷期, 氷期・間氷期, 気候変動, 南極ドームふじ氷床コア, 氷床コア, 古気候・古環境, 氷期ー間氷期, 環境変動, 氷期・間氷期サイクル, 南極ドームふじアイスコア |
代表分担区分 | 連携研究者 |
代表者 | 川村 賢二 |
連携研究者 | 東 久美子, 平林 幹啓, 靑木 周司, 植村 立, 齋藤 冬樹, 鈴木 香寿恵, 中野 慎也 |
概要 | 南極ドームふじ氷床コアを解析し、氷期から間氷期へ移り変わる「退氷期」や、数千年周期の全球規模の気候変動に着目し、気候変動の周期性や大気組成の変遷、温室効果気体、年代決定のもととなる酸素/窒素比等の復元を実施した。特に、ドームふじ氷床コアの酸素同位体(気温の指標)とダストフラックス(南極上空に漂う固体微粒子の指標)を過去72万年間にわたって詳細に解析し、気候の不安定性が気候の平均状態に依存することを発見した。また、正確な年代における大気中二酸化炭素濃度を気候・氷床モデルに入力したところ、異なる退氷期における夏期日射量と地軸傾斜角、温室効果ガスの役割が異なっていたことを示唆する結果を得た。 |