ヒオキ タカユキ
HIOKI TAKAYUKI
日置 貴之 所属 明治大学 情報コミュニケーション学部 職種 専任准教授 |
|
研究期間 | 2019/04~2022/03 |
研究課題 | 明治文芸における新旧対立と連続性―近世文学および日本美術史との関連から |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 19K00314 |
キーワード | 短歌, 俳句, 漢詩, 歌舞伎, 日本画 |
代表分担区分 | 研究分担者 |
代表者 | 井上 泰至 |
概要 | 日本近代の「文学」の特性を考える場合、旧来の漢詩・和歌・俳句・演劇・美術の近代化へ の対応を見逃すことはできない。一見独立しているかに見えるこれら諸ジャンルの近代化へ の対応は、「旧派」と「新派」の相克・通底という点で、相互に関連している。本研究は、 これら諸ジャンルの近代化への対応を、旧文学の「転生」と捉える視点に立って、相互を比 較しながら明らかにし、日本近代文学・芸術における「自己発見」のありようの全体像を広 く内外の視点から問い直す。また、それ以前の江戸の文学・芸術が持っていたアジアの伝統 の中での多様性と可能性を掘り起こし、延いては、日本文学の「所在」を更新することを目 的とする。 |