| タグチ マナ
            TAGUCHI MANA 田口 麻奈 所属 明治大学 文学部 職種 専任准教授 | |
| 研究期間 | 2021/04~2024/03 | 
| 研究課題 | 戦後日本の詩的言語における文明批評性に関する包括的研究 | 
| 実施形態 | 科学研究費補助金 | 
| 研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 | 
| 研究種目名 | 若手研究 | 
| 科研費研究課題番号 | 21K12927 | 
| キーワード | 終末思想, 田村隆一, 『世界文学』, 洪水神話, キリスト教文明 | 
| 代表分担区分 | 研究代表者 | 
| 代表者 | 田口 麻奈 | 
| 概要 | 鮎川信夫、田村隆一ら「荒地」グループとその周辺の詩には、キリスト教を背景とした宗教的・神話的表象が横溢しており、それらは日本国家における大戦や被爆の経験を全人類的な文明史に接続する試みであったといえる。そうした表象を包括的に検証することによって、大戦後の荒廃や、核兵器の出現による新たな現代的危機といった世界的課題に日本の戦後詩人がどのように応答したのかを明らかにし、世界的な文明批評の言説の一環に戦後詩を位置づけることを目指す。 |