ヤナイ ケンジ
YANAI KENJI
矢内 賢二 所属 明治大学 文学部 職種 専任教授 |
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研究期間 | 2017/04~2020/03 |
研究課題 | コミュニケーションのセッティング・スイッチ・マーキングとしてのゲイジングの研究 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 17K02745 |
キーワード | インド舞踊, コミュニケーション, 落語, 文学, 視線, 芸能, 手話, 舞踊, 講談, 演劇 |
代表分担区分 | 研究分担者 |
代表者 | 斉藤 くるみ |
概要 | 視線には見るための視線(生理的視線)と他者に見せるための視線(コミュニケーションのための社会的な視線)がある。後者の見つめ合いや、指差しに伴う共同注視などは研究されてきたが、代表者は、今まで気づかれなかったコミュニケーションの中の場や話題を変えるときの見つめ合いを発見した。「見せる」ための「見つめる目」であり、これは日本手話の視線の文法を研究する中で発見したものであるが、インド舞踊、落語、講談等、他の芸術・芸能にも無意識的に使われていることが分かった。新たな種類の視線の発見はコミュニケーションや視線の研究の発展に貢献すると同時に、伝統芸能などに使われる視線の普遍的な表出の方法の発見でもある。 |