オオタ ルイ   OTA RUI
  太田 塁
   所属   明治大学  商学部
   職種   専任教授
研究期間 2021/04~2025/03
研究課題 消費ビッグデータを用いた製造物瑕疵がもたらす社会的コストの実証分析
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(B)
科研費研究課題番号 21H00710
キーワード COVID-19, 消費ビッグデータ, 市場の質, POSデータ, 行動変容, 不確実性, 製造物瑕疵
代表分担区分 研究代表者
代表者 太田 塁
概要 本研究の目的は、本来備わっているべき製品の質が欠落する製造物瑕疵が消費者や企業の行動に与える影響を実証的に明らかにすることである。経済の健全な発展・成長には、製品の質、競争の質及び情報の質の高質化が重要とされている。消費財市場に着目すると、市場の高質化を妨げるものの一つに製造物瑕疵がある。しかし、市場の質という視点から製造物瑕疵の影響を、消費者レベルのデータを用いて実証的に分析した研究は皆無に等しい。そこで本研究では、被害が全国規模で拡大したアクリフーズ社の冷凍食品農薬混入事件に着目し、消費者の製品購買に関する高頻度で大規模なパネルデータ等を利用して、製造物瑕疵の経済活動への影響を分析する。