ミゾベ ヤスオ
MIZOBE Yasuo
溝辺 泰雄 所属 明治大学 国際日本学部 職種 専任教授 |
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研究期間 | 2011/04~2016/03 |
研究課題 | 兵士・労働者・女性の植民地間移動にかんする研究 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(A) |
科研費研究課題番号 | 23242033 |
キーワード | 移動, 植民地間移動, 植民地兵, 植民地, アフリカ, 戦争, 世界史, 女性 |
代表分担区分 | 研究分担者 |
代表者 | 永原 陽子 |
連携研究者 | 飯島 みどり |
概要 | 本研究は、20世紀の戦争において植民地と他の植民地との間を移動した人々(兵士・軍夫、軍に関連する労働者、「売春婦」等の女性)に着目し、とくに世紀転換期から第一次世界大戦期を中心に、これらの人々の移動のメカニズム、移動先での業務と生活の実態、様々な出自の人々との接触の内容、移動の経験が帰還後の出身地社会においてもった意味、などについて検討した。その結果、植民地の場における労働と戦争動員との連続性(「平時」と「戦時」の連続性)、兵士の動員と不可分の関係にある女性の自発的・強制的な移動の事実、さらに従来の研究の中心であった知識層の経験とは大きく異なる一般労働者・女性の経験が明らかになった。 |