ナカムラ タカヒロ
NAKAMURA Takahiro
中村 孝博 所属 明治大学 農学部 職種 専任教授 |
|
研究期間 | 2014/04~2017/03 |
研究課題 | 発達期における社会的時差ボケが生体リズムの環境適応機構に及ぼす可塑性 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 26462809 |
キーワード | 視交叉上核, 生体リズム, サーカディアンリズム, 体内時計, 概日リズム, 生物時計, 社会的時差ボケ |
代表分担区分 | 連携研究者 |
代表者 | 中村 渉 |
連携研究者 | 徳田 功, 中村 孝博, 高須 奈々 |
概要 | 近年、一般社会において生活を営む上で、社会的時刻と体内時計に依存した生物学的時刻との間に乖離が生じた、いわゆる「社会的時差ボケ」の健康リスクが提言されている。本研究では、「社会的時差ボケ」の成因機序として “週末の夜更し・朝寝坊”に着目し、平日と週末のスケジュール変移に伴って生じる光環境シフトをシミュレートしてマウス輪回し行動リズムを測定した。規則的な性周期をしめす中年期雌マウスを、1週間毎に環境明暗サイクルをシフトする“社会的時差ボケ”環境下におくことで、規則的だった性周期は消失した。“社会的時差ボケ”サイクルは、若年性成熟期雌マウスの性周期を乱すことはなかった。 |