ナガトモ ヤスユキ
NAGATOMO Yasuyuki
長友 康行 所属 明治大学 理工学部 職種 専任教授 |
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研究期間 | 1995 |
研究課題 | 対称空間の幾何学的理論と応用 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 一般研究(C) |
科研費研究課題番号 | 07640137 |
キーワード | 対称空間, 因果構造, 四元数ケーラー多様体, インスタントン, ペンローズ変換, 反自己双対束, 階別リー環, マスキット定理 |
代表分担区分 | 研究分担者 |
代表者 | 長野 正 |
概要 | 長友には発表ずみ,および発表予定論文が3篇,投稿中のも3篇ある.正のスカラ曲率のコンパクト4元数ケーラー多様体上の反自己双対束にDirac型の作用素を定義し,その解空間とtwistor空間上の層係数コホモロジーとの対応を確立した(Penrose変換).それから消滅定理を導出した.これを使って,4元数射影空間上の反自己双対束であるインスタントンの構成と分類とにmonad構成法を適用するのに成功した.さらに4元数ケーラーである複素グラスマン多様体上の反自己双対束であるインスタントンを定義して同様に構成と分類とを行った.表現論とmonad構成法との間の関係を確立して,一般な4元数ケーラー対称空間上の反自己双対束を構成しmuduliを記述した. |