セキネ アツシ   SEKINE ATSUSHI
  関根 篤史
   所属   明治大学  政治経済学部
   職種   専任准教授
研究期間 2017/04~2020/03
研究課題 石油価格の変動とインフレ動学
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 若手研究(B)
科研費研究課題番号 17K13763
キーワード 時系列分析, 石油価格, インフレ, 商品価格, パス・スルー, パススルー
代表分担区分 研究代表者
代表者 関根 篤史
概要 本研究では、石油価格の変動がインフレにどの程度影響を与えるのかについて分析を行った。本研究では、以下の三つのことを明らかにした。一つ目は、石油価格がインフレに与える影響は一時的であるが、インフレの状態を考慮すると、低インフレ期においては、その影響が持続的になるということである。二つ目は、高インフレ期においては、低インフレ期と比較して、石油価格のインフレへのパススルーが高くなるということである。三つ目は、石油価格の変動が正の時と負の時で比較すると、正の石油価格の変動に対してインフレが大きく反応するということである。