サトウ　バン   SATO BAN   佐藤　伴    所属   明治大学  農学部    職種   助教
研究期間	2013/04～2015/03
研究課題	加齢に伴うコンドロイチン硫酸鎖の減少が妊孕性に及ぼす影響
実施形態	科学研究費補助金
研究委託元等の名称	日本学術振興会
研究種目名	若手研究(B)
科研費研究課題番号	25861517
キーワード	ライブセルイメージング, 加齢胚, コンドロイチン硫酸, 着床前胚, 卵割, 生殖医学, 不妊治療, 多核割球
代表者	佐藤 伴
概要	高齢の不妊患者の生殖補助医療後の胚では、多核割球が高頻度に形成され妊孕性低下の原因となっている。多核割球の形成機序を解明するために以下の二つの研究に着目した。①コンドロイチン硫酸（CS）鎖の欠損胚では多核割球が形成される。②加齢に伴うCS鎖の減少が、加齢疾患の原因となっている。本研究では、以上の二つを基盤とし融合することで、加齢によるCS鎖の減少が多核割球形成の原因となっているという仮説を提唱し、検証した。これまでに、加齢に伴って卵巣内のCS鎖総量が減少すること、CS鎖の減少が割球間の脱離に影響を及ぼしている可能性を見いだした。