トミザワ テツヤ   TOMIZAWA TETSUYA
  富澤 徹弥
   所属   明治大学  理工学部
   職種   専任准教授
研究期間 2021/04~
研究課題 風力発電設備支持物の金属疲労抑制のための多点TMD制御
実施形態 科学研究費補助金
研究種目名 基盤研究C
研究機関 明治大学
科研費研究課題番号 21K04361
科研費分類建築構造、材料
代表分担区分 研究代表者
代表者 富澤徹弥
概要 本課題では,風力発電設備支持物に発生する日常的な振動に対して,部材応力や疲労損傷度の低減を図ることを目的とした振動制御技術の開発を行っている。風力発電は再生可能エネルギーとして,近年急速に普及してきている。風力発電設備は一般的な建築物とは異なり,発電するためには風を受けて稼働する必要があり,これに伴いブレードを含む発電設備を支持する構造物(以下,「タワー」と呼ぶ)は常に振動状態にある。このような日常的に発生する振動は,鋼構造が多く採用されているタワーにおいて,金属疲労による劣化の原因になり得るとされている。近年,風力発電設備の事故も多くなってきており,疲労が事故要因のひとつとも考えられている。そこで,本課題では制振装置を用いて,発電時のタワーの常時振動を低減することで,疲労を抑制することを目的とする。