カマタ ケンジ   KAMATA KENJI
  鎌田 健司
   所属   明治大学  政治経済学部
   職種   専任准教授
研究期間 2017/04~2020/03
研究課題 人口移動が結婚・出生に及ぼす影響に関する地理学的研究
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(C)
科研費研究課題番号 17K01241
キーワード 人口移動, 結婚, 地域, 人口地理学, 個票データ, 出生
代表分担区分 研究分担者
代表者 山内 昌和
概要 現代日本では、多くの地域で人口減少と高齢化が進み、その持続可能性が危ぶまれている。本研究では、そのような事態を引き起こした少子化のメカニズムを明らかにするために、人口移動や地理的条件の影響を検討した。その結果、日本の少子化は外国人の流入では緩和できる見込みが乏しいこと、人口移動が東京大都市圏の少子化を加速させているとは必ずしも言えそうにないこと、日本では例外的に高い出生率を示す沖縄県は日本の少子化対策のモデルになりにくいこと等が明らかになった。これらの検討に加えて、少子化が今後の地域社会に及ぼす影響についての理解を促すために、地域別将来人口推計の基礎から応用までを取りまとめた書籍を刊行した。