カトウ リユウタ   KATO RYUTA
  加藤 竜太
   所属   明治大学専門職大学院  明治大学ガバナンス研究科
   職種   専任教授
研究期間 2015/04~2018/03
研究課題 数値解析的一般均衡分析での少子高齢化社会に於ける女性労働・失業と税・社会保障研究
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(C)
科研費研究課題番号 15K03525
キーワード 女性労働, 育児, 人口高齢化, 正規と非正規労働, 高齢化, 介護, 介護費用, 子ども手当, 育児費用, 公的年金, 介護保険
代表者 加藤 竜太
概要 女性の育児・介護の時間的費用を完全に取り除いたとしても、労働力全体に与えるプラスの効果は2%、日本経済に与える効果は高くても1%程度である。男女間の賃金格差が完全に解消されたならこの時間的費用の完全な取り払いは日本経済に対して4%の経済効果を持つ。公的年金への影響では、2039年から所得代替率が50%を切る結果となる。この結果は2115年までに現在まで積み増してきた年金基金を全て取り崩しても避けることが出来ない。介護保険に与える影響では、第一号(第二号)被保険者においては、2060年にはその負担額が現行の2倍(5倍以上)を超える結果となる。