カトウ リユウタ   KATO RYUTA
  加藤 竜太
   所属   明治大学専門職大学院  明治大学ガバナンス研究科
   職種   専任教授
研究期間 2005~2006
研究課題 我が国の医療制度が抱える根本問題の経済理論的・実証的研究
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(C)
科研費研究課題番号 17530175
キーワード 人口高齢化, シミュレーション, 過剰労働, 勤務医, 公的医療保険, 公的医療保険制度, 国民医療費, 薬価差益, 医療点数制度, 情報の非対称性, 出来高払い制, シミュレーション分析
代表者 加藤 竜太
概要 一方、国民医療費を見た場合、対GDP比で考えるとその比は今後10年の間に1%増加し続け、2050年には約9.6%に達する。また、自己負担率を15%からそれぞれ20%、30%に上昇させた場合のシミュレーション分析を行った結果、微少ながらも国民負担率は低下した。また、自己負担率の上昇は老齢期における医療支出(自己負担分)を上昇させることから若年期に於ける予備貯蓄が上昇し、その結果、経済成長にはプラスに作用する。自己負担率を20%に上昇させた場合には最終的には国民負担率は1%低くなる。また、自己負担率を30%に引き上げた場合は3%国民負担率は低下する。