モトキ サトル   MOTOKI Satoru
  元木 悟
   所属   明治大学  農学部
   職種   専任教授
受賞年月2022/03
国内外別 国内
授与機関名日本農作業学会
受賞学術賞名2022年度日本農作業学会春季大会 第57回講演会 優秀学生賞
タイトル露地夏秋どりミニトマトのネット誘引無整枝栽培(通称:ソバージュ栽培)における生分解性ネットの利用とその分解特性
受賞者(グループ)島津美沙・山本ゆき・鈴木 仁・村上周一郎・元木 悟
受賞区分国内学会・会議・シンポジウム等の賞
概要ミニトマトは,作業量が大玉トマトに比べて多く,省力化が求められている.明治大学では,省力栽培が可能な露地夏秋どりミニトマトのネット誘引無整枝栽培(ソバージュ栽培)を開発し,全国的に普及を進めている.ソバージュ栽培は,収穫以外の作業時間の短縮や低コスト化などが見込めるが,収穫および栽培終了後にネットから残渣をはがす作業に時間と労力がかかる.ところで,生分解性ネットである竹および綿セルロースを原料としたBCエコネット(山弥織物(株))は,植物体とともに土に還るため,植物体と分離して処分する手間が省けることから,作業効率の向上が期待できる(鈴木ら,2015).本研究では,生分解性ネットのソバージュ栽培に対する有用性を明らかにするため,土壌中の分解特性および土壌埋没によるセルロース分解菌の割合の変化を調査した.