ヤロシュシマダ ムツミ   JAROSCH SHIMADA MUTSUMI
  ヤロシュ島田 むつみ
   所属   明治大学  国際日本学部
   職種   助教
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/03
形態種別 書籍掲載論文
査読 査読あり
標題 明治大正期『読売新聞』における「タ」の推移ー文章の種類の違いという観点からー
執筆形態 単著
掲載誌名 論究日本近代語第2集
掲載区分国内
出版社・発行元 勉誠出版
巻・号・頁 (15),189-203頁
総ページ数 15
概要 讀賣新聞にみられる4種の文章(報道、論説、身辺雑記、体験記の文章)のうち、常体の「タ」で終止する文末は明治40年代には論説や身辺雑記、体験記に多用されていた。しかし報道の文章で「タ」の文末は明治期にはほぼ用いられることはなく、大正11年になってようやく多用されるようになる。「タ」は自分自身で確認した事柄でないと用いづらいという性質から、自分の体験や考えを述べる論説や体験記、身辺雑記では早くから用いられたが、報道の文章では用いづらかったことを明らかにした。