ウシヤマ クニヒコ
Ushiyama Kunihiko
牛山 久仁彦 所属 明治大学 政治経済学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/04 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 『地方自治論:変化と未来』 |
執筆形態 | 共著(筆頭者以外) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 法律文化社 |
総ページ数 | 265 |
担当範囲 | 「第1章 国と自治体の役割分担:それぞれが担う行政と政治」 |
著者・共著者 | 幸田雅治編、金井利之、牛山久仁彦、大杉覚、入江容子、江藤俊昭、板垣勝彦、長野基、沼尾波子、内海麻利、中澤秀雄、内山節 |
概要 | 国家には、国全体に適用される政策を展開する中央政府と、地域の住民の課題を解決し、具体的に行政サービスを住民に提供する地方政府が存在する。それぞれの政府を要するのが、国と自治体であり、適切な役割分担によって、国民が安心で安全に生活することができる政治・行政体制をつくり上げていく必要があるだろう。
それでは、適切な役割分担とはいかなるものであろうか。本章では、地方自治の基本的な認識として、さまざまな研究者の学説等、これまでどのような議論が展開されてきたのかを概観する。戦前と戦後の国-地方関係の変化をふまえ、さまざまな問題意識が示されており、それらをふまえて戦後日本における地方自治の変化、とりわけ1990年代以降に展開された地方分権改革の成果とそれをふまえた国と地方の役割分担がどのようなものであるのか、考えてみたい。 |