イシカワ ヒデシ
ISHIKAWA Hideshi
石川 日出志 所属 明治大学 文学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/06 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 「弥生時代中期の男鹿半島と新潟平野の遺跡群」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『古代学研究所紀要』 |
巻・号・頁 | (第17号),15-31頁 |
概要 | 男鹿半島では、弥生時代中期第2段階(横長根A式土器段階)になると、台地状と砂丘列一帯に遺跡群が形成される。この横長根A式土器は、北陸・小松式土器の影響下にハケメ整形が徹底する特徴をもつ。南へ約200km離れた新潟平野砂丘地帯でも同じ段階に遺跡群が形成されており、横長根A式土器も確認できることから、両地域の遺跡群形成が連動した現象であると考えられる。やがて中期末になると、新潟平野では秋田方面から宇津ノ台式土器が進出し、丘陵上に立地する遺跡が出現するのも秋田方面の遺跡占地方式の採用と考えるべきである。 |