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イマムラ テツヤ
IMAMURA TETSUYA
今村 哲也 所属 明治大学 情報コミュニケーション学部 職種 専任教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2017/04 |
| 形態種別 | 著書 |
| 標題 | 拡大集中許諾制度導入論の是非『しなやかな著作権制度に向けて―コンテンツと著作権法の役割』 |
| 執筆形態 | 共著(その他) |
| 掲載誌名 | 『しなやかな著作権制度に向けて―コンテンツと著作権法の役割』 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 信山社 |
| 巻・号・頁 | 309-336頁 |
| 総ページ数 | 738 |
| 担当範囲 | 第7章(309-336頁) |
| 概要 | 本論文では,近時注目を浴びている拡大集中許諾制度(ECL)について論じている。現代の著作物の利用許諾をめぐる新たな問題状況について整理し,拡大集中許諾制度が注目を集めているに至った背景事情と同制度の基本的内容について説明する。また,ECLは伝統的に北欧諸国で採用されてきたが,近時,イギリスにおいて同制度が新たに導入されたので,その動向についても触れている。更に,ECLを導入することの意義について論じたうえで,ECL契約の拡張効果の法的根拠,同制度がワンサイズ・フィッツ・オールの解決策ではないことなど,同制度の導入をめぐる幾つかの主要な問題点について,批判的な検討を行っている。以上の考察を前提として,同制度を導入することの是非について,それを是とする結論を述べつつ,その理由を述べている。 |