スギタ マサヒコ
SUGITA Masahiko
杉田 昌彦 所属 明治大学 文学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/09 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 「物のあはれを知る」説の史的特質 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『国文学 解釈と鑑賞』至文堂856 |
巻・号・頁 | 67(9),16-21頁 |
概要 | 「物のあはれを知る」を中核とする宣長の文学論の史的特質を論じた一編。人情主義の流れの中で、儒教的タームである「不忍人之心」「仁」を「物のあはれを知る」という和語と結びつけて説いた師堀景山の説を基盤としながらも、心理学などの未発達な時代に、「情動」という精神活動のメカニズムを精密に解析することにより、文学の創作と享受という営為の本質を明らかにし得た点で時代から抜きん出ていると結論付けた。 |