ノダ マナブ
Noda Manabu
野田 学 所属 明治大学 文学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/06 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 狂信の果てに服喪の可能性はあるのか――山の手事情社『タイタス・アンドロニカス』ウェブ配信 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Webマガジン『シアターアーツ』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | AICT(国際演劇評論家協会)日本センター |
概要 | 山の手事情社『タイタス・アンドロニカス』(安田雅弘=演出)のコロナ禍におけるウェブ配信を論じたもの。本論はタイタスの姿勢を「狂信的高潔」と断じ、「テロリズムこそは、現代においてユートピアを占拠している唯一の教団なのである」と述べるハイナー・ミュラーの『解剖・タイタス』と、本作の関係を考察している。また、本舞台が、蜷川の「仏壇マクベス」をおもわせる「傍観する老女」を、政情に厭いた有権者気分を象徴する存在と見なし、コロナ禍の日本の状況とポピュリズムへの言及を、今回のウェブ配信に見出している。 |