シシクイ ヨシアキ
SHISHIKUI Yoshiaki
鹿喰 善明 所属 明治大学 総合数理学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1996/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 動画像符号化における両方向予測の効果の検証―画質の評価と分析― |
執筆形態 | 共著(筆頭者) |
掲載誌名 | テレビジョン学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 一般社団法人映像情報メディア学会 |
巻・号・頁 | 50(3),391-398頁 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
著者・共著者 | 鹿喰 善明,青木 勝典,中須 英輔 |
概要 | MPEGで採用された符号化技術の中に, 両方向予測がある.両方向予測の導入には得失があるが, 一般に符号化効率の点では, 両方向予測を用いた方が有利とされている.ところが, これまで厳密な主観評価実験による効果の検証はなされていなかった.本論文では, 主観評価実験を通じて両方向予測の効果を吟味するとともに, その特徴的な画質劣化について原因の推定, 劣化の定量的評価, 対策の提案を行う.すなわち, 主観評価実験から両方向予測の導入は, 復号画質向上に概ね有効であるが, 画像によってはフリッカの発生により, 逆効果となることを示す.次に, 細かくコントラストの強い絵柄が大面積をしめる画像で, BピクチャとPピクチャの解像度差が生じ, これがモニタのガンマ特性により, フリッカとして現れることを述べる.また, このフリッカの評価については, 従来の電気信号レベルでは把握できないが, 電光変換を考慮することにより可能となることを示す. |
DOI | 10.3169/itej1978.50.391 |
ISSN | 0386-6831 |
NAID | 110003705358 |