| トヨカワ コウイチ
            Toyokawa Koichi 豊川 浩一 所属 明治大学 文学部 職種 専任教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2016/07 | 
| 形態種別 | 学術雑誌 | 
| 査読 | 査読あり | 
| 標題 | 「ロシア史における民族史研究の意味と問題ーバシキール史研究とМ.К.リュバーフスキー」 | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 『歴史学研究』 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社・発行元 | 青木書店 | 
| 巻・号・頁 | (946),44-54頁 | 
| 総ページ数 | null | 
| 概要 | 叙述する歴史家たちも多くの困難を抱えている。その時々の政治状況から離れて研究することは不可能である。ソ連時代に生きた歴史家のあるものは厳しい弾圧下におかれ、あるものは政権の方針に「協力」余儀なくされ、そしてあるものは祖国を追われた。こうした歴史学界の状況は、歴史家本人だけではなく、歴史家が扱う対象にさえ影響を及ぼしてきた。 本稿は、バシキール史の問題、およびソ連時代に逮捕・流刑を経験したM.K.リュバーーフスキーを通して、ロシアで民族史を研究することの意味や困難さについて考えようとするものである。 |