ノダ マナブ
Noda Manabu
野田 学 所属 明治大学 文学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/11 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 人間宮沢賢治と「あいまいな喪失」――てがみ座公演『風紋--青のはて2017』 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Webマガジン『シアターアーツ』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | AICT(国際演劇評論家協会)日本センター |
概要 | てがみ座公演『風紋--青のはて2017』(作=長田育恵、演出=田中圭介、2017年11月、赤坂レッドシアター)の劇評。本作は、宮沢賢治を振り返りつつ、それを震災遺族たちの「曖昧な喪失」(ポーリン・ボス)を思わせる場面を挿入することにより、賢治の経験した別離と罪悪感は、相対化していると論じている。そして、これにより、創作が他人の目に触れることではじめてもたらしうる治癒の可能性が呈示されていると結論づけている。 |