イシカワ マサト
Ishikawa Masato
石川 幹人 所属 明治大学 情報コミュニケーション学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | 大学・研究所紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 生態学的構成主義の可能性~環境地理学との関連性の指摘 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 情報コミュニケーション学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 明治大学情報コミュニケーション学部 |
巻・号・頁 | (17),47-71頁 |
概要 | 人間の本性を探る諸科学を横断した学際研究の足がかりとして生態学的構成主義を提唱する。進化生物学を人間社会に適用するアプローチは、長年論争を巻き起こしてきたが、1990年代の進化心理学の発展により、協力性が人間の核心的本性として説明されるようになり、状況が変わってきた。今日では、進化論を土台にして行動経済学や脳科学が飛躍的な進歩をとげており、論争に新たな着地点が見えてきた。本稿では、社会構成主義の理念を過去の環境にまで生態学的に拡張して、新たな原則を立てる。またその意義を論じるとともに、環境地理学の体系的な拡充に活用できる見込みを示す。 |