トヨカワ コウイチ   Toyokawa Koichi
  豊川 浩一
   所属   明治大学  文学部
   職種   専任教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2020/03
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 「記憶すること、歴史を叙述すること―ウファーにあるふたつのモニュメントが語るもの」
執筆形態 単著
掲載誌名 『駿台史学』
掲載区分国内
巻・号・頁 (169),67-100頁
総ページ数 34
概要 ロシア連邦バシコルトスタン共和国の首都ウファーにはほぼ同時期に建立されたロシア人とバシキール人の相反す関係を示す二つのモニュメントがある。ひとつはバシキール人のロシア国家への「自発的併合」400年を記念して建てられてた「民族友好記念碑」であり、いまひとつは民族の英雄サラヴァト・ユラーエフの馬上像である。ふたつの記念碑はまったく反対のバシキール人の姿勢を示しているが、バシキール人とロシア国家との関係は友好とプロテストの間で揺れ動いてきたのである。