タナカ ヒカル
TANAKA HIKARU
田中 ひかる 所属 明治大学 法学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/08 |
形態種別 | 大学・研究所紀要 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 現代のアナーキズムから見たロシア革命 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | ピープルズ・プラン |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | ピープルズ・プラン研究所 |
巻・号・頁 | 77,44-49頁 |
著者・共著者 | 田中ひかる |
概要 | 「今・ここで」支配のない状態を目指すのが現代のアナーキズムである。そういった観点から見れば、現代の工場占拠と自主管理、サパティスタやシリアのロジャヴァでおこなわれている領域的な自治運動は、アナーキズム的な性格を持っている。こういった実践を支持する現代のアナーキズムから見ると、これまでロシア革命において「失敗した」と呼ばれた、アナーキストによる様々な実践が、再評価可能となる。具体的には、ロシア革命期に実践された労働者自主管理、マフノ運動やクロンシュタット反乱の時期に生まれた領域的住民自治が再評価の対象となりうることを指摘した。 |