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ツジ ユウイチロウ
TSUJI YUICHIRO
辻 雄一郎 所属 明治大学 法学部 職種 専任教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2025/07 |
| 形態種別 | 大学・研究所紀要 |
| 標題 | インターネットのプラットフォーム規制と言論の自由 |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 法律論叢 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 明治大学 |
| 巻・号・頁 | 98(1),47-100頁 |
| 担当区分 | 筆頭著者 |
| 著者・共著者 | 辻雄一郎 |
| 概要 | 本稿は、ソーシャルメディアやプラットフォーム(1) の責任と統制について、合
衆国最高裁の判例を素材にして、憲法学から検討する。 合衆国最高裁は、言論の自由をめぐる法理を判例の蓄積を通じて発展させるにあ たり、眼前の事案と過去の判例との共通点と差異を探すというコモンローのアプ ローチを用いてきた。 合衆国憲法の第一修正条項(以下、第一修正)は信教の自由とともに言論の自由 を定め、言論の自由を巡る議論は、合衆国憲法学の主軸であった。合衆国最高裁 は、言論の自由をめぐる法解釈の手法(法理)を判例の蓄積の中で示すことによっ て、我々人民(we the people) に法的安定性と予測可能性を確保してきた。 こうした言論の自由をめぐる判決の蓄積を通じて、日本でも利用可能な違憲審査 の基準の一般化を導き出すことは可能だろうか。 |
| PermalinkURL | https://meiji.repo.nii.ac.jp/records/2001956 |