ウチヤマ ヨシオ
UCHIYAMA Yoshio
内山 良雄 所属 明治大学専門職大学院 明治大学法務研究科 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/11 |
形態種別 | 書籍掲載論文 |
標題 | 判例に現れた不能犯肯定事例の検討 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 刑事法の理論と実践(佐々木史朗先生喜寿祝賀論文集) |
出版社・発行元 | 判例タイムズ社 |
巻・号・頁 | 191-210頁 |
概要 | 起訴便宜主義のもと、不能犯肯定事例は僅かであり、不能犯が肯定されても全面無罪判決は存在しない。数少ない肯定事例は、すべて方法の不能の事例であり、その多くは絶対的不能・相対的不能の基準に依拠している。他方、絶対的不能とは断じられない事案に不能犯を肯定した判例もみられるが、それは別の公訴事実について有罪認定ができる事案であり、当該事実についても不能犯以外の理由に基づき犯罪の成立を否定したうえでの「なお書き」である。 |