イトウ タカアキ
ITO Takaaki
伊藤 貴昭 所属 明治大学 文学部 職種 専任教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/06 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 学習方略としての言語化の効果‐目標達成モデルの提案‐ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 教育心理学研究 |
巻・号・頁 | 57,237-251頁 |
概要 | 言語化を促すことが学習を促進するための学習方略として機能することは数多くの研究によって示されている。この論文は,展望論文としてまとめたが,関係の深い研究として自己説明研究,Tutoring研究,協同学習研究の3つのアプローチを取り上げ,これまでの知見を概観し,過去に示された理論を統合する「目標達成モデル」を提案した。このモデルでは,もともと動機づけ研究に端を発した「認知的葛藤」の要因を組み込むことで,いかにして言語化が学習に対して有効なのか,特に知識構築にかかわる発話がいかにして生成されるのかの要因を説明するモデルが示された。 |