コニシ トモヨ
KONISHI Tomoyo
小西 知世 所属 明治大学 法学部 職種 専任准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/07 |
形態種別 | 判例研究・判例解説 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 「東大和市保育園入園承諾義務付け事件(東京地判平成18年10月25日判時1956号62頁)」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本医事法学会(編)『年報医事法学』 |
巻・号・頁 | (24),120-126頁 |
総ページ数 | 7 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 小西知世 |
概要 | 本稿は東京地裁平成18年10月25日判例時報1956号62頁に対する判例評釈である。本件は,いわゆる東大和市保育園入園承諾義務付け事件としてつとに知られた事件であり,主に平成16年の行政事件訴訟法の改正により新設された「義務付け訴訟」および「仮の義務付けの制度」の観点から検討がなされていた。しかしながら,本件では,痰の吸引という行為が医行為であるか否か――換言すれば,医行為であるか生活援助行為(医療的ケア)であるか――という点についても問われていたことに注目し,医事法の観点――特に医行為論の観点――から紹介し,当時の時代背景も視野に収めながら本判決の意義について考察をした。 |