トミザワ テツヤ
TOMIZAWA TETSUYA
富澤 徹弥 所属 明治大学 理工学部 職種 専任准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/12 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | パラレルリンク機構を用いた鉛直免震システムの静的力学特性に関する研究 |
執筆形態 | 共著(筆頭者) |
掲載誌名 | 日本建築学会構造系論文集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 一般社団法人日本建築学会 |
巻・号・頁 | 87(802),1164-1173頁 |
総ページ数 | 10 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | ◎◎富澤徹弥, 松本樹, 小川航矢, 山田学, 佐藤栄児, 福井弘久 |
概要 | 本論文では,大荷重を支持可能な3次元免震システムの開発に向け,新たに提案するパラレルリンク機構を用いた鉛直免震システムを対象に,その基本的な力学特性として,機構上面の3次元変位に伴う機構全体での静的復元力特性,ばね力に起因するモーメントと上面の傾きについて分析した.シリンダのばね力の関係性による機構全体での変位に対する出力においては,変位方向とばね力が一致し,抵抗力が発揮されない領域が存在し,水平変位に際して,上面はその水平を保持できず,機構の位置に応じて自動的に傾きを生じてしまうことも明らかとなった.これらの課題点について,前者は初期形状パラメータαを60°程度以内に抑えることにより,また後者は形状パラメータα,βを可能な限り大きく取るとともに,4m程度以上の離間距離を持たせて複数台にて使用することにより,その発生を抑制できることを明らかにした. |