ヤマシタ ヒロシ
Yamashita Hiroshi
山下 洋史 所属 明治大学 商学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/09 |
形態種別 | その他 |
標題 | ソフトウェア利用の際のシステム温と体温に関する研究 |
執筆形態 | 共著(筆頭者以外) |
掲載誌名 | 明治大学社会科学研究所「総合研究」(企業のサステナビリティ戦略とビジネス・クォリティ)2013年度前期成果報告論文集 |
巻・号・頁 | 181-190頁 |
著者・共著者 | 権 善喜,村山 賢哉,林 誠 |
概要 | 本研究では、ソフトウェアの利用者に注目し、「ソフトウェアのシステム温と利用者の体温」の関係により、新たに「ソフトウェア利用者の体感温度フレームワーク」を提示するとともに、「低温度適温と高温度適温」の存在、およびソフトウェアからの「ドロップアウトとスピンアウト」の行動を示唆している。その上で、ゲーム・ソフトの場合、なるべく多くの利用者が適温(低温度適温・中温度適温・高温度適温)となるよう、複数のレベルやステージを用意することで、利用者のスキル・アップや習熟に対応しようとする「ゲーム・ソフトの適温範囲拡大化戦略」の視点を提示している。これにより、ゲーム・ソフトにおいて、複数のレベルやステージを用意しておくことが、体温の低い利用者にとっての適温(低温度適温)→利用者のスキル・アップや習熟→レベルやステージの上昇による適温(中温度適温→高温度適温)というプロセスで、適温範囲を拡大させ、これが利用者のスキル・アップや習熟に対するモチベーションを上昇させる役割を果たすことを示唆している。 |