イシワタリ ミキオ
ISHIWATARI MIKIO
石渡 幹夫 所属 明治大学 経営学部 職種 特任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/10 |
形態種別 | 政府・官公庁等刊行物(白書,研究報告書等を含む) |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 変化する気候に適応する災害対策:アプローチと課題 |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 石渡幹夫 |
概要 | 都市化や人口増加等の要因により世界各地で災害は増加している。最近出されたIPCC第6次評価報告書によれば、気候変動により豪雨や干ばつの頻度や強度が増加すると予測されており、十分な対策が取られなければ更に災害被害が増加することとなる。こうした災害に備えて、それぞれの国で防災への取り組みが強化されている。治水インフラ施設への投資が増やされ、構造物対策に加えて、移転など町づくりから防災を考え、自然と調和した対策に取り組まれている。新型コロナパンデミックからの復興においても、持続可能なグリーンな対応が打ち出されているところである。
本稿では気候変動適応策について、代表的な国々のアプローチについて概観し、その課題を検討する。なかでも、近年、関心が高まっている、自然環境が有する機能を活用して社会における様々な課題を解決するグリーンインフラや自然を基盤とする対策(NbS: Nature-based Solutions)と、危険地域からの移転事業を取り上げる。 |
PermalinkURL | https://www.jiia.or.jp/column/2021/11/04/Global-Issues-fy2021-01.pdf |