イシカワ ヒデシ
ISHIKAWA Hideshi
石川 日出志 所属 明治大学 文学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/02 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 『東アジア古代都市のネットワークを探る―日・越・中の考古学最前線―』 |
執筆形態 | 共著(筆頭者以外) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 汲古書院 |
巻・号・頁 | 197-204頁 |
総ページ数 | 232 |
担当範囲 | 「東夷印の中の「漢委奴國王」金印」 |
著者・共著者 | ◎暁芬・鶴間和幸(編)・石川日出志 |
概要 | 「漢委奴國王」金印が,当初駝鈕として製作されたのち蛇鈕に再加工されたとみる見解(大塚紀宜説)を支持した上で,なぜそのような措置が取られたのかを考察した。漢魏晋代の東夷諸族に与えられた印の鈕形を集成すると,駝鈕がほとんどであることから,倭は東夷の一員であるので駝鈕として製作されるのがむしろ通常の措置であると判断した。それが蛇鈕に再加工される理由を十分な根拠をもって説明することは難しいが,後漢書に奴国は倭国の極南界にあるという記事があることから,南方に位置すると言いう認識から蛮夷と同種の蛇鈕に再加工されたと推察した。 |
ISBN | 9784762966088 |